※本文中の仕様・料金は2026年10月3日に各社公式サイトで確認した時点の内容です。AIコーディングツールの分野は機能追加・料金改定・改称(例: WindsurfからDevin Desktopへ)が頻繁に起こるため、最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。
本記事は、特定の2製品を深く掘り下げる記事ではなく、複数のAIコーディングツールを横断的に比較することを目的とした記事です。Claude Code・OpenAI Codex・GitHub Copilot・Cursor・Gemini CLI・Devin Desktop(旧Windsurf)の6サービスについて、利用環境・エージェント機能・コード実行・連携・料金を整理します。順位付け(ランキング)は行いません。
この記事でわかること: 6サービスの利用環境・エージェント機能・料金の違い/CLI中心・IDE中心・エージェント型それぞれで検討しやすい傾向/Claude CodeとCodexの違いを詳しく知りたい場合にどこを見ればよいか/利用前に確認しておきたい注意点
AIコーディングツール比較表
| ツール | 提供元 | 主な利用環境 | エージェント機能 |
|---|---|---|---|
| Claude Code | Anthropic | Terminal/VS Code/JetBrains(β)/Desktop/Web | Subagents(同時実行20・ネスト3層) |
| OpenAI Codex | OpenAI | ChatGPT Desktop/Web/CLI/IDE拡張(VS Code系・Xcode・JetBrains)/Cloud | Codex Cloudでの並列タスク実行 |
| GitHub Copilot | GitHub(Microsoft) | VS Code/Visual Studio/Vim/Neovim/JetBrains/GitHub CLI | Agent mode/coding agent(クラウド、最大59分) |
| Cursor | Anysphere | デスクトップIDE(VS Codeベース)/CLI | Agent(長時間・並列実行) |
| Gemini CLI | ターミナル(CLI専業、OSS) | 非対話スクリプト自動化・MCP拡張 | |
| Devin Desktop(旧Windsurf) | Cognition | デスクトップIDE+クラウド | ローカル/クラウドのエージェントをfleetsとして管理 |
料金の詳細は後述の「料金を比較」をご覧ください。(出典: 各社公式ドキュメント・価格ページ。いずれも2026-10-03確認。詳細は07_content/source_packs/CNT-0007.md参照)
AIコーディングツールとは
AIがコードの読み書き・コマンド実行・デバッグなどを支援または代行するツールの総称です。補完中心のものから、自然言語の指示でファイル編集・コマンド実行・テストまで自律的に進める「エージェント型」まで幅があります。本記事の6サービスは、いずれも公式にエージェント的な自律実行機能を備えています。
比較するときのポイント
- 利用環境: CLIのみか、IDE拡張・専用IDEがあるか、Web/クラウドからも使えるか。普段使っているエディタをそのまま使いたいか、ツール専用のIDEに乗り換えてもよいかで選び方が変わります
- エージェント機能: どこまで自律的に複数ファイルを編集できるか。並列実行・長時間タスクへの対応状況や、変更前にレビューを挟む仕組みがあるかも確認ポイントです
- コード実行: コマンド実行やテストがローカルか、サンドボックス化されたクラウド環境か。実行時間や対象リポジトリ数に制限がある場合もあります
- 連携: MCPやGitHub/GitLab、Slack等との連携状況。普段使っているワークフローツールと接続できるかどうか
- 料金: 個人向け最安有料プランからチーム・エンタープライズ向けプランまでの構成。無料プランの有無や制限も重要な判断材料です
これらはランキングの軸ではなく、重視する観点によって適したツールが変わる、という整理のための軸です。

各ツールの特徴
Claude Code
Anthropic提供のAIコーディングエージェントです。公式には「codebaseを読み込み、ファイルを編集し、コマンドを実行する agentic coding tool」と説明されています。Terminal・VS Code拡張・JetBrainsプラグイン(β)・Desktop app・Webの複数サーフェスで同じCLAUDE.md設定・MCP連携を共有できます。「Subagents」はデフォルトで同時実行数20・ネスト深さ3層(環境変数で変更可)。コマンド実行やgit commit・プルリクエスト作成にも対応し、GitHub Actions・GitLab CI/CDとの連携が公式に案内されています。拡張の仕組みはMCP(HTTP推奨/stdio/WebSocket対応)・Plugins・Hooksの3種類が用意されており、プロジェクトメモリ(CLAUDE.md)に加えて作業内容を記録する「auto memory」機能もあります。FreeプランではClaude Codeを利用できず、Pro(月$20)以上またはConsole経由の従量課金が必要です。
OpenAI Codex
OpenAIが提供するコーディングエージェントで、ChatGPT上で提供されています。公式には「目標・アイデア・タスクから始め、ChatGPTが文脈を把握し行動を起こす」と説明されます。ChatGPT Desktop app・Web・CLI・IDE拡張(VS Code系・Xcode・JetBrains)・Codex Cloudの複数形態で利用でき、Codex CloudはGitHub・GitLab(Beta)と連携し既存のIssue・PRを起点に並列実行できます。サンドボックス環境でのコード実行に対応し、非対話実行用のcodex execコマンドも用意されています。CLIからは/initコマンドでプロジェクトのAGENTS.mdを作成でき、再利用可能なワークフロー指示である「Skills」と、GitHub・Google Drive・Slack等と連携できる「Plugins」による拡張にも対応します。料金はFree $0・Go $8・Plus $20・Pro $100〜・Business(年払い$20/月払い$25、2名以上)・Enterprise & Edu(個別)です。
GitHub Copilot
GitHub提供のAIコーディングアシスタントで、VS Code・Visual Studio・Vim・Neovim・JetBrains系・Azure Data Studio・GitHub CLI・GitHub.com(Enterprise)・GitHub Mobileに対応します。VS Code上の「Agent mode」はマルチファイル編集をKeep/Undoで提案し、GitHub Actions上の使い捨て環境で動く「coding agent」(クラウド型)は最大実行時間59分・単一リポジトリ/ブランチ限定という制限が公式に明記されています。通常の補完はカーソル前後の行や開いている他ファイルを参照し、Enterpriseプランでは組織のコードベースをインデックスして「より深い理解」を提供するとされています。GitHub公式は、Copilotに加え「Claude by Anthropic」「OpenAI Codex」のエージェントにもタスクを割り当てて自律的に計画・調査・実行させられるとも説明しています。料金はFree($0、月2,000件補完+50件チャット)・Pro($10/月)・Pro+($39/月)・Max($100/月、いずれもAI Credits制)、Business/Enterpriseは個別です。
Cursor
Anysphere提供の、VS Codeベースのデスクトップ型AIコーディングIDEです。公式には「your coding agent for building ambitious software」と位置づけられ、CLIも別途導入できます(curl https://cursor.com/install -fsS | bash)。エージェントは「自分のコンピュータで構築・テスト・デモを行いレビュー用に返す」と説明され、数時間〜数日の長時間タスクや複数エージェントの並列実行(fleets of agents)に対応します。コードベースの「Secure codebase indexing」とセマンティック検索、「@」構文でのファイル参照に対応するほか、Slack連携やGitHubのプルリクエストレビュー連携も備えています。料金ページにはIndividualプランの機能としてMCP・skills・hooksへのアクセスが含まれると明記されています。料金はHobby(無料)・Individual(Pro・Pro+・Ultraの3段階、Proは月$20。Pro+/Ultraの金額は今回確認した公式情報では明記を確認できず)・Teams(月$40/ユーザー)・Enterprise(個別)です。
Gemini CLI
Google提供のオープンソース・ターミナル常駐型エージェントです。公式には「ターミナルに直接Geminiの力をもたらすオープンソースのAIエージェント」と説明されます。macOS/Linuxでnpm・Homebrew・MacPorts・Anaconda・Dockerから導入でき、大規模コードベースの解析・編集、PDF・画像・スケッチからのアプリ生成、非対話スクリプトでの自動化に対応します。コード実行は組み込みツールによるシェルコマンド実行で、サンドボックスと「Trusted Folders」による実行ポリシー制御が備わっています。コンテキストはGEMINI.mdで管理し複数ディレクトリを対象にできるほか、MCPによるカスタムツール拡張(Imagen・Veo・Lyriaなどのメディア生成連携を含む)やGitHub Actions連携による自動コードレビュー・Issueトリアージにも対応します。無料利用はoauthログインで60リクエスト/分・1,000リクエスト/日まで、APIキー利用は1,000リクエスト/日(Gemini 3)まで、エンタープライズはVertex AI経由です。6サービスの中で唯一CLIが中心に据えられているツールです(GoogleはIDE拡張のGemini Code Assistも提供していますが、本記事の比較対象には含めていません)。
Devin Desktop(旧Windsurf)
Cognition提供のデスクトップ型AIコーディングIDEです。公式サイトは「Devin Desktop is the new name for Windsurf」と明記し、2026年6月2日付の改称を、旧URL(windsurf.com/editor)がdevin.ai/desktopへ308リダイレクトされることでも確認できます。「The home for coding agents」と位置づけられ、ローカル・クラウドの複数エージェント(fleets)を1画面で管理できます。コンテキストは「Spaces」(エージェント間でコンテキストとGit worktreeを共有)と「Fast Context」(必要なファイル・行をミリ秒単位で検索)という機能で管理され、コード実行はIDE内の統合デバッグ・テスト機能を通じて行われます。エンタープライズ向けには「Cognition Platform」が案内されていますが、GitHub以外の具体的な連携先サービス一覧は今回確認した公式情報では明記を確認できませんでした。料金はFree $0・Pro $20/月・Max $200/月・Teams $80/月+$40/月/席・Enterprise(個別)です。
CLIで使いたい場合
6サービスいずれも何らかのCLIを公式に提供しています。Claude CodeとOpenAI Codexは、CLIに加えIDE拡張やWeb/クラウドも用意する「マルチサーフェス型」、GitHub CopilotもGitHub CLI経由で利用できます。これに対しGemini CLIは、公式の説明の範囲ではCLIが利用形態の中心に据えられている点が他と異なります。CursorとDevin Desktopはデスクトップ IDEが主軸で、別途CLIも提供する構成です。
IDE中心で使いたい場合
エディタの中で作業を完結させたい場合、CursorやDevin DesktopのようなAIネイティブの専用IDEと、GitHub CopilotやClaude Code(VS Code拡張・JetBrainsβ)のような既存IDEへの拡張機能という2つの選び方があります。既存環境をそのまま使うなら拡張機能型、IDE自体をAI前提で使うなら専用IDE型が検討対象になります。
エージェント型で開発を任せたい場合
複数ファイルにわたる大きめのタスクを任せたい場合、6サービスとも並列実行や長時間タスクへの対応を公式に案内しています(前述の比較表「エージェント機能」列を参照)。ただし実行環境の制限はサービスによって明確に異なり、例えばGitHub Copilotのcoding agentは最大実行時間59分・単一リポジトリ/ブランチ限定という制約が公式に明記されています。任せたいタスクの規模に応じて、各社の制限事項を確認することが重要です。
料金を比較
個人向け最安有料プランで見ると、GitHub Copilot Pro(月$10)が最も低価格帯で、Claude Code Pro・Codex Plus・Cursor Individual(Pro)・Devin Desktop Proは月$20で並びます。Gemini CLIは個人Googleアカウントなら無料です(req数に制限あり)。
| ツール | 無料プラン | 個人向け有料プラン(下限) | 上位プラン目安 |
|---|---|---|---|
| Claude Code | なし | Pro 月$20 | Max 月$100〜 |
| OpenAI Codex | Free $0(制限あり) | Go $8/Plus $20 | Pro 月$100〜 |
| GitHub Copilot | Free $0(制限あり) | Pro 月$10 | Pro+ $39/Max $100 |
| Cursor | Hobby(無料・制限あり) | Individual(Pro) 月$20 | Pro+/Ultra(金額は公式情報で明記を確認できず) |
| Gemini CLI | 無料(60req/分・1,000req/日) | ー(API従量課金) | Vertex AI(エンタープライズ) |
| Devin Desktop | Free $0(制限あり) | Pro 月$20 | Max 月$200 |
いずれもチーム・エンタープライズ向けに別プランがあります(GitHub Copilot/Codexの Business、Cursor/Claude CodeのTeam、Devin DesktopのTeams)。料金改定の頻度が高い分野のため、契約前に必ず各社公式サイトで最新のプランを確認してください。
Claude CodeとCodexの違い
Claude CodeとOpenAI Codexは、本記事の6サービスの中でもSERP上の比較記事で代表格として扱われることが多い2つのツールです。どちらもターミナル・IDE・クラウドの3系統をカバーする点は共通していますが、並列処理の仕組み(Subagents vs Codex Cloud)、対応IDE(JetBrainsベータ vs Xcode対応)、拡張の仕組み(MCP+Plugins+Hooks vs Skills+Plugins)など細部に違いがあります。
この2製品だけを深く掘り下げた比較は、Claude CodeとCodexの違いをより詳しく確認したい読者向けの比較記事で項目別に整理しています。本記事は横断比較が目的のため、2製品の詳細な違いはそちらをご覧ください。
用途別に整理するとどう違うか
前述の「CLIで使いたい場合」「IDE中心で使いたい場合」「エージェント型で開発を任せたい場合」を軸に整理すると、重視する用途ごとの傾向は次のようになります。
- ターミナル中心: マルチサーフェス型(Claude Code・Codex・GitHub Copilot) vs CLI専業(Gemini CLI)
- 既存IDEを活かす vs AIネイティブIDE: 拡張機能型(GitHub Copilot・Claude Code) vs 専用IDE型(Cursor・Devin Desktop)
- 大きめのタスクをエージェントに任せる: 各社のSubagents/Codex Cloud/fleets of agents等、並列・長時間実行への対応状況で比較
- GitHubのワークフロー連携: GitHub Copilotのcoding agent、Claude Code/CodexのGitHub連携機能が候補
いずれも「どれが一番良いか」を決めるものではなく、重視する条件によって比較の見え方が変わる、という整理です。

利用前に確認したい注意点
- 料金プランは変動しやすい: 本記事の金額は2026年10月3日時点のものです。契約前に公式サイトで確認してください。
- ツール名・提供形態が変わることがある: 本記事のDevin Desktopは2026年6月まで「Windsurf」という名称でした。気になるツールは現在の名称・運営会社を公式サイトで確認してください。
- 実行環境の制限を確認する: GitHub Copilotのcoding agent(最大59分・単一リポジトリ限定)のように、実行範囲が制限されている機能もあります。
- 公式情報だけでは確認できない項目もある: Cursorの上位プラン(Pro+/Ultra)の金額、Devin DesktopのGitHub以外の連携先一覧など、本記事の調査時点では明記を確認できなかった項目もあります。
AIコーディングツールを業務や開発環境へ導入する前に確認しておきたいリスクについては、AIコーディングツールのセキュリティリスクと対策も参考にしてください。
よくある質問
Q. この記事で比較しているのはどのツールですか?
Claude Code・OpenAI Codex・GitHub Copilot・Cursor・Gemini CLI・Devin Desktop(旧Windsurf)の6サービスです。2026年10月時点で稼働状況・価格を公式サイトで確認できたツールを選定しています。
Q. 無料で使えるツールはありますか?
Codex・GitHub Copilot・Cursor・Devin Desktopには制限付きの無料プランがあります。Gemini CLIは個人Googleアカウントなら無料(req数に制限あり)、Claude CodeはFreeプラン非対応で有料プランか従量課金が必要です。
Q. どのツールが一番おすすめですか?
本記事はランキング形式で優劣を決めるものではありません。重視する条件(CLI中心か、既存IDEを活かしたいか、エージェントに大きめのタスクを任せたいか等)によって適したツールは変わります。
Q. Claude CodeとCodexの違いだけを詳しく知りたい場合は?
Claude CodeとCodexの違いをより詳しく確認したい読者向けの比較記事で2製品を項目別に比較しています。本記事は横断比較が目的のため、そちらをご覧ください。
Q. チームやエンタープライズでの利用も検討しています。何を確認すればよいですか?
6サービスいずれもチーム・エンタープライズ向けの別プランを公式に案内しています(GitHub Copilot/CodexのBusiness、Cursor/Claude CodeのTeam、Devin DesktopのTeams・Enterprise、Gemini CLIのVertex AI経由)。席数あたりの料金体系や、組織のコードベースをインデックスする機能の有無など、個人向けプランとは条件が異なる場合があるため、契約前に各社の公式ページで確認することをおすすめします。
まとめ
AIコーディングツールを比較する際は、特定の2製品の優劣ではなく、利用環境・エージェント機能・コード実行・連携・料金という複数の軸で、自分の作業スタイルに合うかを確認することが大切です。本記事の6サービスはいずれも公式に自律的なエージェント機能を備えていますが、利用形態や料金プランの構成は異なります。Claude CodeとCodexの詳細な違いは既存記事で整理していますので、合わせてご確認ください。本記事は2026年10月3日確認時点の内容であり、更新・改称の頻度が高いため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
主な確認元
- Claude Code公式ドキュメント
- Claude Code Subagents公式ドキュメント
- Claude料金ページ
- Codex公式ページ
- Codex料金ページ
- GitHub Copilot公式ページ
- GitHub Copilot料金ページ
- GitHub Copilot coding agent公式ドキュメント
- Cursor公式サイト
- Cursor料金ページ
- Gemini CLI公式リポジトリ
- Devin Desktop公式ページ
- Cognition公式サイト
※本文中の仕様・料金は2026年10月3日時点で各社公式サイトから確認した内容です。最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。
Codexを実際に使い始める手順を確認したい場合は、Codexの始め方・CLI・IDEの使い方も参考にしてください。

